「アフィリエイトは稼げない」のか?
「アフィリエイトは稼げない」のか?
一般に言われていることは、「アフィリエイトは稼げない」ということ。
この手のビジネスモデルは、基本的に欧米から入ってきたものだ。
つまり、元々日本人の感性として合わない部分がある。
購入者側も、アフィリエイター側も。
その理由は、イメージで言えば以下のような感じになる。
つまり、
なんでアフィリエイターに金を払う必要があるんだ?
という感情が付きまとう。
実際の購入者が、アフィリエイター相手に金を払っているわけではない。
それでも、なんとなくアフィリエイトリンクを見ると、
「同情するなら(?)金をくれ」と言っているように見えてしまう。
そして、大抵の人は思うのだ。
アフィリエイト報酬を払うぐらいなら、その分安く売ってくれヨと。
こういった世界への新規参入者は、特にそう思うのではないか?
全く知らない人ならば、たぶん問題なく紹介リンクを踏んで買うだろう。
欲しいモノだったならば。
だが、一度でもアフィリエイトの世界を知ってしまうと、特に報酬型のものだと、
仮に良いものを紹介されても
なんでこいつに金払わなあかんねん!?
と、なるのだ。だって、見ちゃったから。ASPの報酬一覧を。
それなら、自己アフィリ可能なら自己で。
姑息な奴は、複数のIDを取得して違反自己アフィリで買う。
そうでなくても、なんだか人づてに買うより、自分で買う方がいいような気がしてしまう。
アフィリエイト報酬自体は販売者が払うものだから、そもそも購入者には関係のないことだが。
それどころか、単に販売者が「広告費が浮いた」とウハウハになるだけ。
大抵の販売者が返金の話を断る、或いは無茶な条件を突きつけるのは訳がある。
アフィリエイト報酬を高額設定しているため、返金に応じると大赤だからだ。
しかもASPの決済には結構な手数料を取られる。
直接買ってくれるなら、それに越したことはない。
高額のアフィリエイト報酬でアフィリエイターを募り、
ゴミみたいな商材を売る連中は100%返金に応じたりしない。
さらに問題なのは、報酬目当てだけのアフィリエイター。
商材の中身も知らず、ただ報酬目当てに売りさばく。
そんなのが増えると、
情報商材=詐欺、うさんくさい、誰が買うか!
アフィリエイター=誰がてめえの懐に金なんか入れるか!
と、なっていく。いや、すでにそうなっちゃってる。
こういう構造を作り出したのは、いわゆる「先発組」と呼ばれる一部の連中。
山のようなアフィリリンクを貼ったゴミメール。
検索の邪魔にしかならない、大量生産クサレブログ。
一番最初にその手法で成功した何某かが、「ナントカ塾」を開く。
そして「ナントカ塾」に入った人間がそれを学び、「ナントカ式アフィリエイト」の名で売り捌く。
相手の迷惑など顧みず、「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」とばかりに、
無節操に、無作為に、ゴミメールを送りつける。
リストをどこからか買い、或いは協賛スタンドなどに登録し、
役立たずの無料レポートなどをさも立派であるかのように宣伝し、ひたすらリストを集め、
ゴミメールを死ぬほど送り付ける。
こういう手法が流行ったために、
「アフィリエイト=金の亡者」という図式すら出来上がる。
まぐまぐから削除食らう者もいるようだ。
そこで諦めればいいのだが、今度は独自配信のメルマガをガンガン発行し始める。
すると、プロバイダが独自配信スタンドそのものを「迷惑メール」として処理するようになる。
AOLだったか、確か一部の独自配信メルマガをシャットアウトしたはずだ。
これも、一部の「自称アフィリエイター」がもたらした弊害である。
そして、遂に法改正にまで至った。
メルマガは、発行者の住所氏名が分かるように記載又はリンクを貼る義務を負うようになった。
このために、普通にメルマガを発行していただけの人が、ずいぶん廃刊したようだ。
特に女性は、名前と住所を載せるリスクがどれほど大きいか、考えるまでもない。
小遣い稼ぎを兼ねてメルマガ発行していたサラリーマンも、次々に止めた。
「副業」がばれるのを恐れて、次々に諦めてしまったらしい。
もっともこれに関しては、就業規則をきちんと読んだか尋ねてみたいものだが。
少なくとも私の場合、「他の職業に就くこと」と「業務に支障を来すこと」を禁じてはいるが、
副業その物を禁じる条項は一切ない。
むしろ管理部門担当役員から「資産運用で儲けた場合」の話をされたこともある。
このあたりは、「なぜ人は『給与』に縛られるか」に書いているので、参照のこと。
結局、「先行者」たちが好き放題やって荒稼ぎしたのち、負の遺産を振りまいて、
最終的にはあらゆる場面で信用を失くしてしまった。
だから連中は嘆き、ひたすら流布する。
「アフィリエイトは稼げない。ネットビジネスは終わった」と。
実際には奴らの手口が明るみになって、
騙される人が減っただけのことだ。
このこと自体は大変喜ばしい。
だが結局責任も取らずにフェードアウトしていく。
やがて、さらに制限が厳しくなるだろう。
そうなった後で、ようやく本当のアフィリエイターが生まれる。
ひとつのビジネスとして成り立っていく。
今は、まさしく大掃除の最中なのだ。
本当は、こういう知識も何も知らない相手に商売をするのが手っ取り早い。
それが故に、mixiは商用利用を禁じている。
mixiでアフィリエイトが横行したら、ぐちゃぐちゃになるだろう。
結局どんな時代になっても、金の亡者はいなくならないものなのだ。
元記事 http://blog.keima-infobiz.com/archives/19
アーティクルリソース:http://www.infomake.org/
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